ご注意! 防虫剤「ゴン引き出し用」による変色

防虫剤「ゴン引き出し用(引き出し用、衣装用)」(一部)により発生した衣類の変色トラブルについて、製造会社の大日本除虫菊(株)のお詫びとお知らせがとある新聞紙上に掲載されていました。衣類の変色はクリーニング店の苦情になりやすく、実際あるクリーニング店では、変色してしまった6点の衣類が持ち込まれたようです。衣類はクリーニング綜合研究所に送られましたが、防虫剤によるトラブルと判定されました。
ここで、改めて製造会社の大日本除虫菊(株)のお詫びとお知らせ広告の内容を確認していただき、お客さまに注意を呼びかけ、大事に至らないようにしましょう 。
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部分赤変してしまった衣類

「ゴン引き出し用」による変色事故の内容

1995年11月から967月上旬にかけて出荷された大日本除虫菊(株)製の繊維製品防虫剤「ゴン引き出し用(引き出し用、衣装用)」の一部に、これと接触した衣類の部分が赤色ないし黄色に着色する場合があることがわかりました。これは、高温や湿度等の諸条件が重なった場合の一部に生じるというものらしく、着色成分の人体に対する影響は考えられないようです。
着色が発生する商品は、「ゴン引き出し用」のうち、製造番号の頭部にアルフ ァベット「K」の表示があるものに発生していて、その製造番号は商品パッケー ジが、箱の場合は箱の裏面下部に、袋の場合は袋の右側面下部に、商品個体は取り替え時期を表示する赤色つまみの下部の個体側面に表示されているようです。
同社では該当する商品をもっている方に、住所、氏名、電話番号を明記のうえ商品を郵送すれば、同商品のお買い上げ代金と送料を払い戻すようです。また着 色した衣類を発見した場合は、その衣類と同商品のすべてを着払いで送ることですべてを対応していくようです。

◆送り先…〒550大阪市西区土佐堀1−4−11
大日本除虫菊株式会社 消費者相談室宛tel 06−411−1105
◆お問い合わせ…0120一030451(フリーダイヤル)
受付時間/午前9時〜午後5時
縮みに気づかずに持ち込まれることが・・・
繊維分解鏡で生地構造を見ることが出来ます。
強撚糸使いの製品の縮みは、着用中の洋や雨にぬれて生じたものが、気づかれないまま乾いて持ち込まれ、トラブルになることが少なくありません。強撚糸使いの製品は、汗や雨にぬれたかどうか確認し、お客さまとカウンターチェックを行うようにしましょう。強撚糸かどうか判断がつきにくい場合は、繊維分解鏡で確認することができます。繊維分解鏡は、カウンターチェックの道具としても重宝です。

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